古語:

濁るの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

にご・る 【濁る】

自動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


不透明になる。


出典古今集 離別


「むすぶ手の雫(しづく)ににごる山の井の飽かでも人に別れぬるかな」


[訳] ⇒むすぶての…。


煩悩・情欲にとらわれる。けがれる。


出典源氏物語 宿木


「澄み果てたりし方の心もにごりそめにしかば」


[訳] 悟りきっていた方面の気持ちも(大君(おおいぎみ)に対する恋のため)けがれはじめてしまったので。


濁音になる。


出典徒然草 一六〇


「『行法(ぎやうぼふ)』も、『法』の字を清(す)みて言ふ、わろし。にごりていふ」


[訳] 「行法」という言葉も、「法」の文字を清音で発音するのはよくない。濁音にして言う(べきだ)。








濁るのページへのリンク
「濁る」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

濁るのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




濁るのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS