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理の意味

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学研全訳古語辞典

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こと-わり 【理】

名詞

道理。筋道。


出典徒然草 四一


「かほどのことわり、たれかは思ひよらざらんなれども」


[訳] (無常という)この程度の道理は、だれでも思いつかないはずはないのだが。


理屈。説明。理由。


出典源氏物語 帚木


「中将は、このことわりを聞き果てむと」


[訳] 頭の中将はこの(女性に関する)説明を最後まで聞こうと。


断り。辞退。言い訳。


出典猿座頭 狂言


「面白うもござらぬによって、ことわりを申して参りぬ」


[訳] 面白くもございませんので、断りを申し上げて参りました。◇「断り」とも書く。



り 【理】

名詞

(物事の)筋道。道理。ことわり。


出典平家物語 一・祇王


「ただりを曲げて、召し返して御対面さぶらへ」


[訳] ひとえに道理を曲げて、(仏御前を)お呼び返しになって御対面なさいませ。


正しいと思う信念。理性。


出典平家物語 一・願立


「御心の猛(たけ)さ、りの強さ」


[訳] 御気性の激しさ、信念の強さ。








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