古語:

苦しげなりの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > 苦しげなりの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

くるし-げ・なり 【苦しげなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


苦しそうだ。つらそうだ。


出典枕草子 淑景舎、東宮に


「頸(くび)くるしげに持ちて立ちぬ」


[訳] くびのところが苦しそうで(受け物を手に)持って席を立った。


困っているようすだ。困ったふうだ。


出典源氏物語 総角


「うとき人の御けはひの近きも、中の宮のくるしげに思(おぼ)したれば」


[訳] 他人(=中納言(ちゆうなごん))の御気配が近いのも、中の宮が困ったふうにお思いになっているので。◆「げ」は接尾語。








苦しげなりのページへのリンク
「苦しげなり」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

苦しげなりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




苦しげなりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS