学研全訳古語辞典 |
み-なら・ふ 【見慣らふ・見馴らふ】
み-なら・ふ(ミナラウ) (ミナロウ)
【見慣らふ・見馴らふ】
活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
見慣れる。見てなじむ。
出典竹取物語 かぐや姫の昇天
「心ばへなど貴(あて)やかにうつくしかりつる事をみならひて」
[訳] (かぐや姫の)気立てなどが優雅で愛らしかったことを(召使いたちは)見慣れていて。
【見習ふ・見倣ふ】
活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
見てまねる。見て覚える。
出典徒然草 一八四
「若き人にみならはせて心づけんためなり」
[訳] 若い人に見て覚えさせて気づかせようというためなのだ。
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