学研全訳古語辞典 |
こと-あげ 【言挙げ】
言葉に出して特に言い立てること。
出典万葉集 三二五三
「葦原(あしはら)の瑞穂(みづほ)の国は神(かむ)ながらことあげせぬ国」
[訳] 葦原にある瑞穂の国(=日本)は、神のお心のままに、(人は自分の考えを)言葉に出して言い立てない国。◆上代語。
参考
上代、不必要な「言挙げ」は不吉なものとしてタブーとされ、あえてそのタブーを犯すのは重大な時に限られた。用例の歌は、そのあたりの事情を詠んでいる。
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言葉に出して特に言い立てること。
出典万葉集 三二五三
「葦原(あしはら)の瑞穂(みづほ)の国は神(かむ)ながらことあげせぬ国」
[訳] 葦原にある瑞穂の国(=日本)は、神のお心のままに、(人は自分の考えを)言葉に出して言い立てない国。◆上代語。
参考
上代、不必要な「言挙げ」は不吉なものとしてタブーとされ、あえてそのタブーを犯すのは重大な時に限られた。用例の歌は、そのあたりの事情を詠んでいる。
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