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警めの意味

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いましめ 【戒め・警め】

名詞

警戒。注意。(用心しての)見張り。


出典枕草子 職の御曹司におはします頃、西の廂にて


「公人(おほやけびと)・すまし・長女(をさめ)などして、絶えずいましめにやる」


[訳] 宮仕えの女官、下級の女官、雑用の女などを使って絶えず見張りにやる。


訓戒。教え。警告。


出典源氏物語 桐壺


「宮の内に召さむことは、宇多(うだ)の帝(みかど)の御いましめあれば」


[訳] (高麗人(こまうど)を)宮中にお召しになるようなことは、宇多天皇のご訓戒があるので。


禁制。


出典徒然草 一八三


「人食ふ犬をば養ひ飼ふべからず。…律のいましめなり」


[訳] 人にかみつく犬を飼ってはならない。…刑罰に関する法で禁制とされていることだ。


監禁・捕縛。刑罰。


出典平家物語 五・咸陽宮


「いましめを蒙(かうぶ)ること十二年」


[訳] 監禁されること十二年。








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