古語:

難しげなりの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > 難しげなりの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

むつかし-げ・なり 【難しげなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


むさ苦しい。感じがよくない。


出典源氏物語 若紫


「いとむつかしげに侍(はべ)れど、かしこまりをだにとて」


[訳] たいそうむさ苦しげでございますが、せめてお見舞いのお礼だけでもと存じまして。


気味が悪い。


出典大鏡 道長上


「今宵(こよひ)こそ、いとむつかしげなる夜なめれ」


[訳] 今夜こそ、たいそう気味が悪い夜のようだ。


面倒そうだ。煩わしい。


出典源氏物語 若菜上


「むつかしげにおはするほどを、絶えず抱(いだ)き取り給(たま)へば」


[訳] (生まれたばかりで、扱いに)面倒そうでいらっしゃるほどの(赤ちゃん)を絶えず抱きとりなさるので。


注意

困難そうだ・わかりにくそうだの意ではない。








難しげなりのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

難しげなりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




難しげなりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS