「賤」を解説文に含む見出し語の検索結果(21~30/41件中)
名詞私の愛する人。いとしい人。▽男性が自分の妻や恋人、また広く女性に対して親しみをこめて呼ぶ語。出典万葉集 一五七三「賤(いや)しけどわぎもが屋戸(やど)し思ほゆるかも」[訳] 粗末ではあるけれども愛...
自動詞ラ行下二段活用活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}恥ずかしがって隠れる。出典枕草子 おひさきなく「いつかはそれをはぢかくれたりし」[訳] (宮仕えの女房が)いったいいつそれ(=下賤(げせん)の者...
自動詞ラ行下二段活用活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}恥ずかしがって隠れる。出典枕草子 おひさきなく「いつかはそれをはぢかくれたりし」[訳] (宮仕えの女房が)いったいいつそれ(=下賤(げせん)の者...
名詞紡いだ麻糸を、内側が空洞(くうどう)になるようにして繰り返し球状に巻いたもの。和歌では、「繰り返す」「賤(いや)し」を導く序詞(じよことば)を構成することが多い。出典伊勢物語 三二「いにしへの倭文...
名詞紡いだ麻糸を、内側が空洞(くうどう)になるようにして繰り返し球状に巻いたもの。和歌では、「繰り返す」「賤(いや)し」を導く序詞(じよことば)を構成することが多い。出典伊勢物語 三二「いにしへの倭文...
名詞①言いがかり。難癖をつけること。出典曾根崎心中 浄瑠・近松「全くこの徳兵衛(とくべゑ)がいひかけしたるで更になし」[訳] まったくこの徳兵衛が言いがかりをつけたのではさらさらない。...
名詞①言いがかり。難癖をつけること。出典曾根崎心中 浄瑠・近松「全くこの徳兵衛(とくべゑ)がいひかけしたるで更になし」[訳] まったくこの徳兵衛が言いがかりをつけたのではさらさらない。...
形容詞ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}①先が気がかりだ。どうなるか不安だ。出典源氏物語 若紫「いとはかなうものし給(たま)ふこそ、あはれにうしろめたけれ」[訳...
形容詞ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}①先が気がかりだ。どうなるか不安だ。出典源氏物語 若紫「いとはかなうものし給(たま)ふこそ、あはれにうしろめたけれ」[訳...
名詞①修行年数の少ない、地位の低い僧。転じて地位の低い人。出典源氏物語 桐壺「それよりげらふの更衣(かうい)たちは」[訳] それより地位の低い更衣たちは。[反対語] 上﨟(じやうらふ)。&...