「けり」を解説文に含む見出し語の検索結果(71~80/758件中)
他動詞サ行四段活用活用{さ/し/す/す/せ/せ}隠す。そっと隠す。出典源氏物語 帚木「言少(ことずく)ななるがいとよくもてかくすなりけり」[訳] 口数の少ないのが、たいへん上手に(欠点を)隠すものなの...
他動詞サ行四段活用活用{さ/し/す/す/せ/せ}隠す。そっと隠す。出典源氏物語 帚木「言少(ことずく)ななるがいとよくもてかくすなりけり」[訳] 口数の少ないのが、たいへん上手に(欠点を)隠すものなの...
完了の助動詞「り」の連用形。出典徒然草 五一「とかくなほしけれども、終(つひ)にまはらで、いたづらに立てりけり」[訳] (水車を)あれこれと修繕したけれども、とうとう回転しないで、むだに立っていた。
分類連語心穏やかでない。不安だ。出典拾遺集 冬「水鳥のしたやすからぬ思ひにはあたりの水もこほらざりけり」[訳] 水鳥が心穏やかでないもの思いをして、足を絶え間なく動かすので、そのあたりの水も凍ることが...
分類連語心穏やかでない。不安だ。出典拾遺集 冬「水鳥のしたやすからぬ思ひにはあたりの水もこほらざりけり」[訳] 水鳥が心穏やかでないもの思いをして、足を絶え間なく動かすので、そのあたりの水も凍ることが...
分類連語世間の評判。出典伊勢物語 五「二条の后(きさき)に忍びて参りけるを、よのきこえありければ」[訳] 二条の后のもとに忍んで行ったのを、世間の評判が立ったので。
分類連語世間の評判。出典伊勢物語 五「二条の后(きさき)に忍びて参りけるを、よのきこえありければ」[訳] 二条の后のもとに忍んで行ったのを、世間の評判が立ったので。
分類連語身の上。出典枕草子 かたはらいたきもの「聞きゐたりけるを知らで、ひとのうへ言ひたる」[訳] (その当人が)聞いていたとも知らないで、(その人の)身の上をうわさしたとき。
分類連語身の上。出典枕草子 かたはらいたきもの「聞きゐたりけるを知らで、ひとのうへ言ひたる」[訳] (その当人が)聞いていたとも知らないで、(その人の)身の上をうわさしたとき。
形容詞ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}憎らしい。無愛想である。出典源氏物語 総角「いと、あまり深く、ひとにくかりけることと」[訳] 非常に度を超えて気持ちが強く、無愛想で...