古語:

いり揉むの意味

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いり-も・む 【いり揉む】

[一]自動詞マ行四段活用

活用{ま/み/む/む/め/め}


激しくもみ合う。風などが吹き荒れる。


出典源氏物語 明石


「いりもみつる風の騒ぎに」


[訳] 激しく吹き荒れた風の騒々しさに。


気をもむ。


出典宇治拾遺 三・九


「いりもみ思ひければ」


[訳] 気をもんで思いこんだので。


[二]他動詞マ行四段活用

活用{ま/み/む/む/め/め}


ぜひにと一心に祈り願う。


出典宇治拾遺 一一・七


「『…』といりもみ申して」


[訳] 「…」と一心に祈り願い申し上げて。








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