学研全訳古語辞典 |
あひ 【合ひ・会ひ・逢ひ】
あうこと。対面。
あひ- 【相】
〔動詞の上に付いて〕
①
ともに。いっしょに。
出典万葉集 一五五八
「思ふ人どちあひ見つるかも」
[訳] 仲の良い者同士でいっしょに見たことよ。
②
互いに。
出典万葉集 一三
「耳梨(みみなし)とあひ争ひき」
[訳] (香久山は)耳梨山と互いに争った。
③
たしかに。まさに。▽語調を整え、また、強調したり改まった態度などを示す。
出典源氏物語 蜻蛉
「あひ思ひたるさまながら」
[訳] (私を)たしかに慕ってくれているようすながら。
あひ 【間】
あいだ。
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