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あふのくの意味

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学研全訳古語辞典

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あふの・く 【仰のく】

[一]自動詞カ行四段活用

活用{か/き/く/く/け/け}


あお向きになる。


出典古今著聞集 二〇


「岩の上にあふのきふして」


[訳] 岩の上にあお向きになり横たわって。


[二]他動詞カ行下二段活用

活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}


あお向けにする。


出典平家物語 九・敦盛最期


「頸(くび)をかかんと甲(かぶと)をおしあふのけてみければ」


[訳] 首をはねようとしてかぶとを押してあお向けにしてみたところ。








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