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かはゆしの意味

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かはゆ・し

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


恥ずかしい。気まり悪い。


出典右京大夫集 


「いたく思ふままのことかはゆくおぼえて」


[訳] あまりに自分の思っているままのことでは恥ずかしく思われて。


見るにしのびない。かわいそうで見ていられない。


出典徒然草 一七五


「年老い袈裟(けさ)掛けたる法師の、…よろめきたる、いとかはゆし」


[訳] 年をとり、袈裟を掛けた法師が、…よろめいているのは、たいそう見るにしのびない。


かわいらしい。愛らしい。いとしい。◆「かほ(顔)は(映)ゆし」の変化した語。


語の歴史

室町時代からの意味でも用いられるようになり、形は「かはいい」に変わり、現代語「かわいい」につながる。








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