学研全訳古語辞典 |
かは・る
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
(一)
【代はる・替はる】
①
交替する。
出典源氏物語 澪標
「かの斎宮(さいぐう)もかはりたまひにしかば」
[訳] あの斎宮もお替わりになったので。
②
代理となる。
(二)
【変はる】
①
変化する。
出典万葉集 四四四二
「雨は降れども色もかはらず」
[訳] 雨は降るけれども色は変わらないことだ。
②
改まる。
出典万葉集 三三二九
「あらたまの(=枕詞(まくらことば))月のかはれば」
[訳] この月が改まると。
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