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くゎんの意味

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くゎん 【官】

名詞

国家。朝廷。政府。


官庁。役所。特に、「太政官(だいじやうくわん)」。


出典枕草子 故殿の御服のころ


「くゎんの司(つかさ)の朝所(あいたどころ)に渡らせ給(たま)へり」


[訳] 太政官の庁舎の朝所(=参議以上の人が食事をする所)に(中宮が)行啓なさった。


官職。官位。


出典平家物語 二・教訓状


「太政大臣のくゎんに至る人」


[訳] 太政大臣の官職についている人。



-くゎん 【貫】

接尾語

銭(ぜに)の単位。一貫は、古くは千文、江戸時代には九百六十文。


鎌倉時代以後、武家の知行高(ちぎようだか)の換算に用いた単位。一貫は、およそ十石(こく)。


尺貫法の目方の単位。一貫は千匁(=三・七五キログラム)。秤量(ひようりよう)貨幣としての銀貨の単位ともする。


参考

銭(ぜに)千枚(=千文)を緡(さし)(=細い縄)で貫いてひとまとめにしたところから起こった語。








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