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さだまるの意味

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さだま・る 【定まる】

自動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


決まる。決定する。


出典徒然草 一五五


「四季にはなほさだまれる序(ついで)あり」


[訳] 四季にはやはり決まった順序がある。


安定する。落ち着く。静かになる。


出典伊勢物語 二


「この京は人の家まださだまらざりける時に」


[訳] この京は人家がまだ安定しなかったときに。


慣例となる。定着する。


出典源氏物語 御法


「さだまりたる念仏をばさるものにて、法華(ほけ)経など誦(ず)せさせ給(たま)ふ」


[訳] 慣例となっている念仏は当然のこととして、法華経などを読経(どきよう)おさせになる。


注意

現代語にはの意味はない。








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