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さみだるの意味

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さ-みだ・る 【さ乱る】

自動詞ラ行下二段活用

活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}


乱れる。


出典山家集 上


「水底(みなそこ)に敷かれにけりなさみだれて御津(みつ)の真菰(まこも)を刈りに来たれば」


[訳] 五月雨(さみだれ)に乱れて水底に敷いたようになってしまっているなあ、御津の真菰を刈りに来てみると。


参考

「さ」は接頭語。和歌では「五月雨(さみだ)る」とかけて用いることが多い。



さみだ・る 【五月雨る】

自動詞ラ行下二段活用

活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}


五月雨(さみだれ)が降る。


出典和泉式部 


「おほかたにさみだるるとや思ふらむ」


[訳] あなたはただ何となく五月雨が降ると思っているのだろうか。◆和歌では、多く「さ乱る」にかけて用いる。








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