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そんずの意味

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そん-・ず 【損ず】

[一]自動詞サ行変格活用

活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}


いたむ。こわれる。


出典徒然草 八二


「羅(うすもの)の表紙は、とくそんずるがわびしき」


[訳] 薄い織物を張った(書物の)表紙は、すぐにいたむのが困りものだ。


[二]他動詞サ行変格活用

活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}


こわす。だめにする。


出典徒然草 八一


「そんぜざらんためとて、品(しな)なく見にくきさまにしなし」


[訳] こわさないためにといって、下品にみっともないように作りあげ。


し損なう。しくじる。


出典平家物語 一一・那須与一


「射そんじ候ひなば」


[訳] (扇の的を)射そこないましたならば。








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