古語:

ぞもの意味

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学研全訳古語辞典

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ぞ-も

分類連語


…こそはまあ。▽詠嘆を込めて強調する意を表す。


出典万葉集 二一二三


「わが待ちし秋は来たりぬしかれども萩(はぎ)の花そもいまだ咲かずける」


[訳] 私の待ち望んでいた秋はやってきた。しかし、萩の花こそはまあ、まだ咲かないことよ。◆上代は「そも」とも。


語法

「ぞも」が文中に用いられた場合、文末の活用語は連体形となる。


なりたち

係助詞「ぞ」+係助詞「も」



ぞ-も

分類連語


〔疑問表現を伴って〕…であるのかな。▽詠嘆を込めて疑問の気持ちを強調する意を表す。


出典万葉集 一四二〇


「沫雪(あわゆき)かはだれに降ると見るまでに流らへ散るは何の花そも」


[訳] あわのような雪がまばらにはらはらと降るのかと見えるほどに、しきりに流れ散るのはなんの花であるのかなあ。◆上代は「そも」とも。


なりたち

係助詞「ぞ」+終助詞「も」








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