学研全訳古語辞典 |
たじ-な・し 【他事無し】
活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}
①
ほかの事を顧みない。余念が無い。
出典宇治拾遺 一二・一
「ただ囲碁を打つほかはたじなし」
[訳] ただもう囲碁をする以外はほかの事を顧みない。
②
親しい。仲がよい。
出典博多小女郎 浄瑠・近松
「この五人は我らが仲間、たじなう話し明かす仲」
[訳] この五人は我々の仲間で、親しく話し明かす間柄だ。◇「たじなう」はウ音便。
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活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}
①
ほかの事を顧みない。余念が無い。
出典宇治拾遺 一二・一
「ただ囲碁を打つほかはたじなし」
[訳] ただもう囲碁をする以外はほかの事を顧みない。
②
親しい。仲がよい。
出典博多小女郎 浄瑠・近松
「この五人は我らが仲間、たじなう話し明かす仲」
[訳] この五人は我々の仲間で、親しく話し明かす間柄だ。◇「たじなう」はウ音便。
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