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ぢの意味

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学研全訳古語辞典

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ぢ 【地】

名詞

陸地。地上。


出典平家物語 二・阿古屋之松


「『これはなほ舟津(ふなつ)近うて、悪(あ)しかりなん』とてぢへ渡し奉り」


[訳] 「これではまだ船着き場が近くて、よくないだろう」といって、陸地へお移し申し上げ。


その土地。地元。


(囲碁で)石で囲んで占めた盤面。


生まれつき。本性。


(布・紙などの)生地(きじ)。


現実。実際。


(文章や語り物の)地の文。



ぢ 【持】

名詞

(歌合わせ・囲碁などで)優劣がないこと。引き分け。◆訓読して「持(も)ち」とも。



-ぢ 【箇】

接尾語

「ち(箇)」の連濁形。「七十(ななそ)ぢ」「八十(やそ)ぢ」



-ぢ 【路】

接尾語

地名などに付いて、そこへ行く道、そこを通る道であることを表す。「家ぢ」「海(うな)ぢ」「信濃(しなの)ぢ」「山ぢ」「奈良ぢ」。


日数に付いて、それだけかかる道のりであることを表す。「二日(ふつか)ぢ」。


心に関する語に付いて、その状態にあることを表す。「恋ぢ」「夢ぢ」








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