学研全訳古語辞典 |
とり-おこな・ふ 【執り行ふ】
活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
(儀式・行事などを)行う。
出典平家物語 三・法印門答
「入道はただ大方をとりおこなふばかりでこそ候へ」
[訳] 入道(=平清盛)はただ大体の事を行うだけでした。
活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
酒を飲む。
出典徒然草 一七五
「つれづれなる日、思ひのほかに友の入りきて、とりおこなひたるも、心なぐさむ」
[訳] 所在のない日、思いがけず友達が入ってきて酒を飲むのも気晴らしになる。
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