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ばなりけりの意味

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学研全訳古語辞典

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ば-なり-けり

分類連語


〔活用語の已然形に付いて〕…だからであった。


出典土佐日記 一二・二七


「都へと思ふをものの悲しきはかへらぬ人のあればなりけり」


[訳] 都へ(帰るのだ)と思うにつけて何かしら悲しいのは、(死んでしまって)帰らない人(=自分の子)がいるのだからであった。


なりたち

接続助詞「ば」+断定の助動詞「なり」の連用形+過去の助動詞「けり」








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