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まさしの意味

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学研全訳古語辞典

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まさ・し 【正し】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


見込みどおりである。(予想したことが)本当である。


出典古今集 恋四


「かく恋ひむものとは我も思ひにき心の占(うら)ぞまさしかりける」


[訳] このように苦しく恋いこがれるであろうとは自分も思っていた。予感は本当であったよ。


正当である。正しい。


出典平家物語 四・通乗之沙汰


「まさしい太上法皇(だいじやうほふわう)の皇子を討ち奉るだにあるに」


[訳] 正当な太上法皇の皇子をお討ちすることさえ恐れ多いことなのに。◇「まさしい」はイ音便。


確かだ。


出典徒然草 七一


「いつとは思ひ出(い)でねども、まさしくありし心地(ここち)のするは」


[訳] いつとは思い出せないけれど、確かにあったような気持ちのするのは。








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