古語:

まちの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

まち 【町】

名詞

田の区画。また、区画した田地。


市街地を道路などで区分した区画。平安京では四十丈(=約一二一メートル)四方の区画をいい、この区画を「坊(ばう)」ともいう。


出典源氏物語 少女


「中宮の古き宮のほとりを、四まちをしめて」


[訳] 中宮の旧居の付近一帯を、四区画占有して。


宮殿・寺院・邸宅の中の区画。幾つかの建物・殿舎からなる。


出典源氏物語 玉鬘


「南のまちにはいたづらなる対(たい)などもなし」


[訳] 南の区画には空いている対の屋などもない。


商店が並んでいる市街地。市場(いちば)。


程度。等級。


出典紫式部日記 寛弘五・九・一一


「齢(よはひ)の程同じまちのは」


[訳] 年齢が同じ程度の(女房)は。








まちのページへのリンク
「まち」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

まちのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




まちのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS