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よこさまなりの意味

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よこ-さま・なり 【横方なり・横様なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


横向きだ。


出典枕草子 八九月ばかりに


「雨の脚(あし)よこさまに騒がしう吹きたるに」


[訳] 雨の降り方が横向きに激しく吹きつけているときに。


普通ではない。自然でない。


出典源氏物語 桐壺


「よこさまなるやうにて、つひにかくなり侍(はべ)りぬれば」


[訳] 自然でない状態の死で、とうとうこのようになりましたので。


正しくない。非道だ。不当だ。


出典源氏物語 若菜上


「よこさまにいみじき目を見」


[訳] 不当にひどい目にあい。◆後に「よこざまなり」とも。








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