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よしとものの意味

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学研全訳古語辞典

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よしともの…

分類俳句


「義朝の心に似たり秋の風」


出典野ざらし 俳文・芭蕉(ばせう)


[訳] 源義朝の愛妾(あいしよう)常盤御前(ときわごぜん)の塚に秋風が吹いている。義朝の悲壮な心に似た雰囲気のある寂しげな秋の風だ。


鑑賞

美濃(みの)の国(岐阜県)にある常盤御前の墓を訪れた折の句。義朝は、保元の乱で父と弟を討ったが、平治の乱で敗走し、美濃路を落ちて尾張(おわり)(愛知県)で最期をとげた。常盤も東国に逃げる途中、美濃の山中で殺されたとされる。季語は「秋の風」で、季は秋。








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