学研全訳古語辞典 |
よ-さん 【予参・預参】
参加すること。参会。参列。
出典和漢朗詠集 落花
「晩(ゆふべ)の鶯(うぐひす)は声々(こゑごゑ)に講誦(かうしよう)の座によさんす」
[訳] 晩春のうぐいすは声々に(鳴いて)、(文士が)詩をよみ上げる席に参加する。
よ-さん 【余算】
残っている寿命。余命。
出典方丈記
「そもそも一期(いちご)の月影かたぶきて、よさん、山の端(は)に近し」
[訳] さて私の一生も、月が傾いて山の稜線(りようせん)に近くなったように、寿命が終わりに近づいた。
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