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一分の意味

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学研全訳古語辞典

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いち-ぶ 【一分・一歩】

名詞

尺度の単位で、一寸の十分の一(=約三・〇三ミリメートル)。


江戸時代の貨幣の単位。一両の四分の一。


「一分金(いちぶきん)」「一分銀(いちぶぎん)」の略。



いち-ぶん 【一分】

名詞

幾つかに分けたものの一つ。転じて、ごくわずか。


自分の身。自身。一身。また、その面目。責任。


出典日本永代蔵 浮世・西鶴


「いちぶんをさばきかねつるは」


[訳] 責任を果たすことができない者は。


同様。同然の身。▽名詞に直接付く。


出典好色一代男 浮世・西鶴


「我とは兄弟いちぶんに」


[訳] 私とは兄弟同様に。








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