古語:

住み果つの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

すみ-は・つ 【住み果つ】

自動詞タ行下二段活用

活用{て/て/つ/つる/つれ/てよ}


死ぬまで住み続ける。住み通す。


出典源氏物語 夕霧


「この山里にすみはてなむと思(おぼ)いたり」


[訳] この山里に死ぬまで住み続けようとお思いになっている。


生き続ける。生き通す。


出典徒然草 七


「あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の烟(けぶり)立ちさらでのみすみはつる習ひならば、いかに、もののあはれもなからん」


[訳] あだし野の露が消えるときがなく(いつまでも残り)、鳥部山の煙が消え去らないで(いつまでもたなびいて)いるように(人間も)いつまでも生き続ける習わしであるならば、どれほど物の情趣もないことであろう。


ずっと夫婦として生活する。


出典源氏物語 若菜上


「かく世にすみはて給(たま)ふにつけても」


[訳] このように世にずっと夫婦として暮らしなさるにつけても。








住み果つのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

住み果つのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




住み果つのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS