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其処とも言はずの意味

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そこ-と-も-いは-・ず 【其処とも言はず】

分類連語


特にどこそこと場所を決めない。どこということもない。


出典古今集 春下


「思ふどち春の山辺に打ちむれてそこともいはぬ旅寝してしが」


[訳] 気の合う者同士、春の山辺に連れだって、どこということもなく、旅寝をしたいものだ。


なりたち

代名詞「そこ」+格助詞「と」+係助詞「も」+動詞「いふ」の未然形+打消の助動詞「ず」








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