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取り掛かるの意味

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学研全訳古語辞典

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とり-かか・る 【取り掛かる】

他動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


始める。手をつける。


心にかかる。気がかりである。


出典源氏物語 蜻蛉


「宮の上にとりかかりて恋しうもつらくも」


[訳] 宮のことが心にかかって恋しくもつらくも。


とりすがる。取り付く。


出典古事記 神代


「手足にとりかかりて泣き悲しみき」


[訳] 手足にとりすがって泣き悲しんだ。


立ち向かって行く。襲いかかる。


出典今昔物語集 二五・七


「心も知らざらん人にとりかかりては」


[訳] 気持ちもわからない人に襲いかかっては。◆「とり」は接頭語。








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