学研全訳古語辞典 |
そう-りゃう 【総領・惣領】
①
律令制以前の地方官の名。地方行政上重要な国に置かれ、近隣数か国の行政を管轄した。
②
鎌倉・室町時代、武士の一族の長。「総領地頭」「総地頭」とも。
③
家督を受け継ぐべき子。嗣子(しし)。
④
長男、また長女。
すべてを支配また、領有すること。
出典愚管抄 六
「さて鎌倉は将軍が跡をば母堂の二位の尼そうりゃうして」
[訳] さて鎌倉は将軍のあとを母上の二位の尼(=政子)がすべて領有して。
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①
律令制以前の地方官の名。地方行政上重要な国に置かれ、近隣数か国の行政を管轄した。
②
鎌倉・室町時代、武士の一族の長。「総領地頭」「総地頭」とも。
③
家督を受け継ぐべき子。嗣子(しし)。
④
長男、また長女。
すべてを支配また、領有すること。
出典愚管抄 六
「さて鎌倉は将軍が跡をば母堂の二位の尼そうりゃうして」
[訳] さて鎌倉は将軍のあとを母上の二位の尼(=政子)がすべて領有して。
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