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末つ方の意味

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すゑ-つ-かた 【末つ方】

名詞

終わりのころ。


出典源氏物語 若紫


「秋のすゑつかた、いともの心細くて」


[訳] 秋の終わりごろ、たいそう心細くて。


終わりの部分。


出典源氏物語 横笛


「ただすゑつかたをいささか弾き給(たま)ふ」


[訳] ただ(想夫恋(そうふれん)という曲の)終わりの部分をほんの少し(和琴で)お弾きになる。


末席。下座(しもざ)。


出典宇治拾遺 一・三


「すゑつかたより鬼出(い)で来て」


[訳] 末席(の方)から鬼が出て来て。◆「つ」は「の」の意の上代の格助詞。








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