学研全訳古語辞典 |
み-らい 【未来】
①
まだ来ていないとき。将来。
出典平家物語 二・座主流
「伝教大師、みらいの座主(ざす)の名字(みやうじ)をかねて記しおかれたり」
[訳] 伝教大師が将来の座主の名前を前もって記しおかれたのである。
②
「三世(さんぜ)」の一つ。来世(らいせ)。後世(ごせ)。後(のち)の世(よ)。
出典宇津保物語 藤原の君
「来世、みらいの功徳(くどく)なり」
[訳] 来世、後世の功徳である。◇仏教語。
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①
まだ来ていないとき。将来。
出典平家物語 二・座主流
「伝教大師、みらいの座主(ざす)の名字(みやうじ)をかねて記しおかれたり」
[訳] 伝教大師が将来の座主の名前を前もって記しおかれたのである。
②
「三世(さんぜ)」の一つ。来世(らいせ)。後世(ごせ)。後(のち)の世(よ)。
出典宇津保物語 藤原の君
「来世、みらいの功徳(くどく)なり」
[訳] 来世、後世の功徳である。◇仏教語。
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