古語:

然りの意味

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学研全訳古語辞典

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さ・り 【然り】

自動詞ラ行変格活用

{語幹〈さ〉}


そうだ。そうである。そのようである。


出典更級日記 大納言殿の姫君


「かしがましく鳴きののしれども、なほさるにてこそはと思ひてあるに」


[訳] うるさく鳴き騒ぐけれども、やはり(猫は)そうであるのであろう(=飼い主がそばにいないと鳴くものなのだろう)と思っていると。


適切である。そのことにふさわしい。


出典更級日記 大納言殿の姫君


「えいひよらぬに、さるべきたよりを尋ねて、七月(ふみづき)七日(なぬか)いひやる」


[訳] (所有者に)とても頼め込めないでいたが、ふさわしそうな縁故を見つけ出し、(その人を通して)七月七日に言い送る。◆副詞「さ」にラ変動詞「あり」の付いた「さあり」の変化した語。



しか・り 【然り】

自動詞ラ行変格活用

活用{ら/り/り/る/れ/れ}


そうである。


出典万葉集 八九二


「人皆かあれのみやしかる」


[訳] ⇒かぜまじり…。◆副詞「しか」にラ変動詞「あり」が付いた「しかあり」の変化した語。








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