学研全訳古語辞典 |
さり-けれ-ど 【然りけれど】
けれども。しかしながら。
出典伊勢物語 二三
「高安(たかやす)の郡(こほり)に、いき通ふ所いできにけり。さりけれど、このもとの女、悪(あ)しと思へるけしきもなくて」
[訳] 高安の郡(こおり)に通っていく所(=新しい女)ができてしまった。けれども、このもとからの妻は、(男を)憎いと思っているようすもなくて。
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けれども。しかしながら。
出典伊勢物語 二三
「高安(たかやす)の郡(こほり)に、いき通ふ所いできにけり。さりけれど、このもとの女、悪(あ)しと思へるけしきもなくて」
[訳] 高安の郡(こおり)に通っていく所(=新しい女)ができてしまった。けれども、このもとからの妻は、(男を)憎いと思っているようすもなくて。
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