学研全訳古語辞典 |
さり-とて-も 【然りとても】
分類連語
そうはいっても。そうであっても。
出典源氏物語 早蕨
「いみじく心細ければ、嘆かれたまふこと尽きせぬを、さりとてもまた、せめて心ごはく絶えこもりても」
[訳] たいそう心細いので、ため息をおつきになることはつきないが、そうはいってもまた、しいて強情をはって閉じこもってみても。
なりたち
ラ変動詞「さり」の終止形+格助詞「とて」+係助詞「も」
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そうはいっても。そうであっても。
出典源氏物語 早蕨
「いみじく心細ければ、嘆かれたまふこと尽きせぬを、さりとてもまた、せめて心ごはく絶えこもりても」
[訳] たいそう心細いので、ため息をおつきになることはつきないが、そうはいってもまた、しいて強情をはって閉じこもってみても。
なりたち
ラ変動詞「さり」の終止形+格助詞「とて」+係助詞「も」
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