学研全訳古語辞典 |
たま-くしげ 【玉櫛笥・玉匣】
櫛(くし)などの化粧道具を入れる美しい箱。◆「たま」は接頭語。歌語。
たま-くしげ 【玉櫛笥・玉匣】
分類枕詞
くしげを開けることから「あく」に、くしげにはふたがあることから「二(ふた)」「二上山」「二見」に、ふたをして覆うことから「覆ふ」に、身があることから、「三諸(みもろ)・(みむろ)」「三室戸(みむろと)」に、箱であることから「箱」などにかかる。
出典金槐集 雑
「たまくしげ箱根のみうみけけれあれや」
[訳] ⇒たまくしげ…。
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