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許の意味

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学研全訳古語辞典

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がり 【許】

名詞

…のもと(へ)。…の所(へ)。▽多くは人を表す名詞・代名詞に格助詞「の」が付いた形に続く。


出典徒然草 五三


「京なる医師(くすし)のがり率ゐて行きける道すがら」


[訳] 京都にいる医師のもとへ連れて行ったその道々。


参考

上代では「がり」は接尾語の用法のみであったが、中古になると接尾語から変化した名詞の用法が生じた。これをも接尾語とみる説もあるが、格助詞「の」を伴った連体修飾語によって修飾されているところから名詞ととらえる方が自然であろう。



-がり 【許】

接尾語

〔人を表す名詞・代名詞に付いて〕…のもとに。…の所へ。


出典伊勢物語 三八


「むかし、紀の有常(ありつね)がり行きたるに」


[訳] 昔、紀(きの)有常の所へ(男が)行ったところ。








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