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えの意味

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古語辞典


    



学研全訳古語辞典

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間投助詞

《接続》体言に付く。〔呼びかけ〕…よ。


出典万葉集 四三四〇


「父母(とちはは)え斎(いは)ひて待たね」


[訳] 父母よ、心身を清めて待っていてほしい。◆上代東国方言。一般には「よ」。終助詞とする説もある。



受身・可能・自発の助動詞「ゆ」の未然形・連用形。



副詞

〔下に打消の語や反語表現を伴って〕とても…でき(ない)。


出典宇治拾遺 三・一七


「恐れにて候へば、え申し候はじ」


[訳] 恐れ多いことでございますので、とても申し上げられません。


〔下に肯定の表現を伴って〕うまく…できる。よく…する。


出典古事記 景行


「その荒波おのづから伏(な)ぎて、御船え進みき」


[訳] その荒波は自然に静まって、(倭健命(やまとたけるのみこと)の)お船はうまく進むことができた。◇上代語。


語法

は会話文中では「今宵(こよひ)はえなむ」(『枕草子』)〈今夜はとても(参れません)。〉のように、「え」の下の叙述の言葉が省略されることがある。


参考

下二段動詞「得(う)」の連用形の副詞化。中古以降下に「ず・じ・で・まじ」などがくるが生まれる。



終助詞

《接続》文節の切れ目、文末に付く。


〔呼びかけ〕…よ。


出典浮世風呂 滑稽


「おかみさんえ、ちっとお流し申しませう」


[訳] おかみさんよ、ちょっと(体を)お流し申し上げましょう。


〔親しみをこめて相手に軽く念押し〕…よ。…な。


出典幼稚子敵討 歌舞


「皆さん許さんせえ」


[訳] 皆さんお許しくださいよ。◆間投助詞とする説もある。近世語。



感動詞

ああ。▽感嘆・嘆息など感動を表すときに発する語。


出典日本書紀 天智


「え苦しゑ」


[訳] ああ苦しいよ。◆上代語。



え 【笑・餌・飢】

⇒ゑ



え 【得】

動詞「う」の未然形・連用形。



え 【枝】

名詞

(草木の)えだ。



え 【縁】

名詞

「えん(縁)」に同じ。◆「えん」の撥音(はつおん)「ん」が表記されない形。



え 【江】

名詞

入り江。海や湖などの一部が陸地に細く入り込んだところ。


大河。河。



え 【疫】

名詞

流行性の病気。疫病。疫病(えやみ)。



え 【重・上・戸・方・家】

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