古語:

いみじの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

いみ・じ

形容詞シク活用

活用{(じく)・じから/じく・じかり/じ/じき・じかる/じけれ/じかれ}


はなはだしい。並々でない。


出典徒然草 二三六


「御前なる獅子(しし)・狛犬(こまいぬ)そむきて、後ろさまに立ちたりければ、上人いみじく感じて」


[訳] 社殿の前の獅子と狛犬とが(たがいに)背中を向けて、後ろ向きに立っていたので、上人は並々でなく感激して。


よい。すばらしい。


出典徒然草 七


「世は定めなきこそ、いみじけれ」


[訳] この世は無常であるからこそ、すばらしいのだ。


ひどい。恐ろしい。


出典枕草子 うへにさぶらふ御猫は


「あないみじ。犬を蔵人(くらうど)二人してうち給(たま)ふ。死ぬべし」


[訳] ああひどい。犬を蔵人(くろうど)が二人でお打ちになっている。死ぬにちがいない。








いみじのページへのリンク
「いみじ」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

いみじのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




いみじのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS