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なうの意味

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なう

感動詞

もし。もしもし。▽人への呼び掛けに発する語。


出典羽衣 謡曲


「なう、その衣はこなたのにて候ふ」


[訳] もしもし、その羽衣は私のものでございます。


ああ。おお。▽感動して発する語。


出典隅田川 謡曲


「なうこれは夢かや、あらあさましや候ふ」


[訳] ああ、これは夢だろうか、なんとひどいことでございます。



なう

終助詞

《接続》文の言い切りの形に付く。〔感動や同意を求める〕ねえ。なあ。


出典腰祈 狂言


「さてもさても、久しう見ぬうちに恐ろしい山伏におなりやったなう」


[訳] ほんとにまあ、長い間見ないうちに驚くほど立派な山伏におなりでしたねえ。◆中世以降の語。








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