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弱しの意味

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よわ・し 【弱し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


勢いが乏しい。弱い。


出典平家物語 四・橋合戦


「強き馬をば上手(うはて)に立てよ、よわき馬をば下手(したて)になせ」


[訳] 強い馬を川上に立てよ、弱い馬を川下にしろ。


能力が劣っている。


出典徒然草 一八六


「乗るべき馬をばまづよく見て、強き所、よわき所を知るべし」


[訳] 乗ろうとする馬をまずよく見て、能力がまさっている所、劣っている所を知らなければならない。


衰弱している。


出典源氏物語 桐壺


「日々に重り給(たま)ひて、ただ五六日(いつかむゆか)の程に、いとよわうなれば」


[訳] (病気が)日に日に重くなりなさって、たった五日・六日の間に、たいそう衰弱したので。◇「よわう」はウ音便。[反対語]強(つよ)し。








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