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 消息の意味

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学研全訳古語辞典

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しょうそこ 【消息】

⇒せうそこ



せう-そく 【消息】

名詞

「せうそこ」に同じ。



せう-そこ 【消息】

[一]名詞

手紙。便り。


出典源氏物語 帚木


「日ごろ経(ふ)るまで、せうそこもつかはさず、あくがれまかりありくに」


[訳] 何日かたつまで、(女に)手紙もやらず、ふらふらとさまよい出歩いておりますうちに。


[二]名詞※「す」が付いて自動詞(サ行変格活用)になる

訪問すること。取り次ぎを依頼すること。


出典枕草子 大進生昌が家に


「わざとせうそこし、よびいづべきことにはあらぬや」


[訳] わざわざ取り次ぎを依頼し、呼び出さねばならないほどのことでもないよ。


参考

「消」は死ぬ、「息」は生きるの意味で、安否などの状況の意味。








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