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あきらかなりの意味

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学研全訳古語辞典

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あきら-か・なり 【明らかなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


明るい。


出典源氏物語 椎本


「夜深き月のあきらかにさし出(い)でて」


[訳] 真夜中の月が明るく輝き出て。


はっきりしている。明白だ。


出典徒然草 一六七


「みづからあきらかにその非を知るゆゑに」


[訳] 自分自身ではっきりと自分の欠点を知っているので。


物事の道理・筋道に明るい。賢明だ。


出典徒然草 一九四


「あきらかならん人の、惑へる我らを見んこと」


[訳] 道理に明るいような人が、あれこれと思い悩んでいる我々を見ることは。


ほがらかだ。明朗だ。


出典源氏物語 若菜下


「むつかしくもの思(おぼ)し乱れず、あきらかにもてなし給(たま)ひて」


[訳] めんどうにお悩みにならず、明朗にお振る舞いなさって。








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