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あすの意味

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学研全訳古語辞典

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あ・す 【浅す・褪す】

自動詞サ行下二段活用

活用{せ/せ/す/する/すれ/せよ}


(海・川・池などが)浅くなる。干上がる。


出典金槐集 雑


「山は裂け海はあせなむ世なりとも君に二心(ふたごころ)わがあらめやも」


[訳] たとえ、山は裂け、海は干上がってしまうような異常な世であっても、上皇様に背く心が(私に)ありましょうか、いや、ありません。


(色が)さめる。あせる。


出典源氏物語 桐壺


「結びつる心も深き元結ひに濃き紫の色しあせずば」


[訳] 末長い縁を深く結びこめた元結にゆかりの濃い紫の色があせなければ、(うれしいことだ)。


(勢いが)衰える。


出典徒然草 二五


「いかならん世にも、かばかりあせ果てんとは思(おぼ)してんや」


[訳] どのような時代においても、これほど衰え果ててしまうとはお思いになったであろうか、いや、お思いにならなかっただろう。








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