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いうげんなりの意味

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学研全訳古語辞典

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いう-げん・なり 【幽玄なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


優雅で深い味わいがある。奥深く神秘的だ。


出典愚管抄 四


「内裏(だいり)の御事はいうげんにて、やさやさとのみ思ひならへる人の言ふなるべし」


[訳] 宮中に関する事柄は優雅で深い味わいがあって、とても優美なものと思いこんでいる人の言うことであろう。


閑寂だ。


出典一言芳談 


「いうげんなる棲(すみか)にうそぶきたるばかりを持(も)て」


[訳] 閑寂な住まいに平然と暮らしているだけで。


深い余情が言外に漂っている。


出典御裳濯河歌 


「鴫(しぎ)立つ沢のと言へる、心いうげんに、姿及びがたし」


[訳] 鴫立つ沢のと詠んだ歌(⇒こころなき…。)は、内容に深い余情が言外に漂っており、表現も追いつくのがむずかしい。








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