学研全訳古語辞典 |
あをによし…
分類和歌
「青丹よし(=枕詞(まくらことば))奈良の都は咲く花の匂(にほ)ふがごとく今盛りなり」
出典万葉集 三二八・小野老(をののおゆ)
[訳] 奈良の都は、咲いている花が美しく照り映えているように今真っ盛りである。
鑑賞
はなやかな奈良の都の繁栄を賛美したもので、「咲く花の匂ふがごとく」というたとえが巧みである。
あをに-よし 【青丹よし】
分類枕詞
奈良坂の付近で「青丹①」を産したところから、「奈良(なら)」にかかる。「あをによし奈良」
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