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おきつの意味

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おき・つ 【掟つ】

他動詞タ行下二段活用

{語幹〈おき〉}


あらかじめ決めておく。計画する。


出典源氏物語 幻


「仏などのおきて給(たま)へる身なるべし」


[訳] 仏様などがあらかじめ決めておきなさったわが身なのだろう。


指図する。命令する。


出典徒然草 一〇九


「高名(かうみやう)の木のぼりといひしをのこ、人をおきてて、高き木にのぼせて」


[訳] 有名な木登りと(世間の人が)言った男が、人を指図して、高い木に登らせて。


取り計らう。管理する。


出典今昔物語集 二八・三五


「出納(しゆつなふ)・小舎人(こどねり)など、平張りの内にて、皆これをおきてつ」


[訳] 出納(=文書・雑具を管理する役人)や小舎人(=雑用をする役人)などが、幕を張って作った仮小屋の中で、すべてこれを管理した。



おき-つ 【沖つ】

分類連語


沖の。沖にある。◆「つ」は「の」の意の上代の格助詞。








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